クラウドPBX「Startia Cloud Voice」は1ユーザー500円から利用可能!
この記事の目次
クラウドPBXの導入を考えるとき、
・スマートフォンを内線化したい
・運用や維持管理の手間を省きたい
・初期費用や月額料金をできるだけ安くしたい
などのポイントを考慮して選びますよね。
そこで今回おすすめするクラウドPBXが「Startia Cloud Voice」です。
スマートフォンをビジネスフォンとして活用できるのはもちろん、電話機の増加などの設定もインターネット経由で行えるほか、1ユーザー500円~利用できるクラウドPBXサービスになります。
ここからは、スターティアが提供する「Startia Cloud Voice」の特長や利用料金をご紹介していきます。
1.「Startia Cloud Voice」の特長!「ビジ助」加入で機器の無料交換が可能
「Startia Cloud Voice」は、スターティアホールディングスの子会社「スターティア㈱」が2018年10月から提供を開始した比較的新しいクラウドPBX型IP電話サービスになります。
ここで、クラウドやPBX、IP電話とは何か?について簡単に説明しておきましょう。
内容 | |
クラウド | インターネット上の特定の空間(サーバーなど)にアクセスすることで、各種サービスが利用できるようになるほか、写真などの画像や各種データファイルが保存できるサービスの総称 |
PBX(主装置) | 小型の電話交換機を指し、外線通話や内線通話、転送などの機能を制御する機器 |
IP電話 | インターネット・プロトコル(Internet Protocol)と呼ばれる技術を利用して通話を行う電話システム LANケーブルが接続できる電話機がIP電話機になります。 |
Startia Cloud Voiceは、一般的なクラウドPBXと同じ仕組みのサービスになります。
従来のビジネスフォンで必要なPBX(主装置)の機能をクラウド化して提供するクラウドPBXサービスです。
クラウド上のサービスからインターネット回線を使ってスマホやパソコンなどの端末をすべて制御するので、外出先のどこにいても使用できるようになります。つまり、インターネットが使える環境なら、国内にとどまらず海外でもスマホやパソコンなどがビジネスフォンの役割をしてくれるのです。
また、オフィスにはPBX(主装置)や卓上の電話機などの設備は一切不要、さらに電話配線工事さえも不要になります。
ここからは、Startia Cloud Voiceの特長を紹介していきます。
スマホが会社のビジネスフォンとして使える
スマートフォンに専用アプリをインストールすることで、ビジネスフォンとして使えるようになります。
卓上の電話機と同じように、スマホから会社の代表番号で外線発信ができるほか、会社で着信した電話を内線でスマホに取り次げるようになります。もちろん、スマートフォンだけでなくIP電話機も利用できます。
インターネットが繋がる環境であれば、どこにいても会社の席にいるような感覚で仕事ができるのです。
近年注目されているテレワーク(場所に捉われない働き方)にも活用できるようになります。
設定変更が遠隔サポートで可能
オフィスのレイアウト変更や電話機の追加などの設定変更は、スターティアのサポートセンターから遠隔操作で行ってくれます。
従来のビジネスフォンで電話機の追加などを行うときは、その都度専門業者に依頼してPBX(主装置)の操作や配線工事が必要になります。それがStartia Cloud Voiceなら遠隔操作で変更設定が可能になるので、手間や時間、作業員の派遣費などの経費も削減できるのです。
「ビジ助」に加入すれば機器が故障したときも無料交換してくれる
ビジ助とは、スターティアが提供するお役立ちトータルサポートサービスになります。
このビジ助を同時に加入することで、対象機器(専用ルーター、置き型電話機、コードレス電話機)が何らかの原因で故障したとき、何度でも無料で機器を交換してくれるのです。
ただし、技術員による訪問設定が必要なときは別途作業費がかかるケースがあるので、詳細は加入時にお確かめ下さい。
Startia Cloud Voiceに限らず、一般的なクラウドPBXサービスでも「ビジ助」以外のことは可能になります。
基本的にインターネット網を利用したサービスなので、本店だけでなく離れた拠点にも導入することで、拠点間通話の内線化が実現できます。
スマホの内線化も実現できるので、結果として通信コストの削減だけでなく社内コミュニケーションも活性化するのではないでしょうか。
2.「Startia Cloud Voice」の機能と利用料金!1人500円~利用可能
Startia Cloud Voiceはクラウド型IP電話サービスです。
前項では特長を説明しましたが、この項では機能面と利用料金をご紹介します。
Startia Cloud Voiceで使える機能
外線の発着信、内線の相互通話、保留・転送といった基本機能だけでなく、以下の機能も標準で利用できます。
【基本機能以外で使える機能】
・公私区分機能:一つの電話を私用とビジネス用に使い分けられる機能
・留守番電話機能
・営業時間案内
・電話転送サービス
・ナンバーディスプレイ機能
Startia Cloud Voiceの利用料金
最後に、気になる利用料金をご紹介します。
利用料金は見出しにもある通り、ユーザー基本料金:500円/ユーザーで利用できます。
もちろん、1人500円だけで利用できる訳ではなく以下の料金も必要になります。
・ISP(プロバイダー)利用料金:900円/ルーター
・SIPサーバー管理費:1,500円/ルーター
・電話番号管理費:100円/番号
・ゲートウェイ転送(FAX転送):1,000円/番号
以上のように料金設定はされていますが、詳細は問い合わせをして見積もりを出してもらうようにしましょう。
3.まとめ
スターティアが提供する「Startia Cloud Voice」を紹介しましたが、仕組みなどは一般的なクラウドPBXと同じです。
特長として、同社のサポートサービス「ビジ助」も同時に加入することで、ルーターや電話機が故障したとき無料で何度でも交換してくれます。
また、基本料金は1ユーザー500円~なので、ほかのクラウドPBXと比べると比較的安価で利用できるのではないでしょうか。
クラウドPBXの導入に興味がある会社でどこのサービスを利用するのか迷っているのであれば、Startia Cloud Voiceも候補の一つに挙げてみてはいかがでしょうか。